骨伝導イヤホンについて、メリット・デメリット、向き不向きを踏まえつつ、「これ選ぶと失敗しないよ!」ってことをまとめています。骨伝導イヤホンが気になってたり、買おうかなーって思ってる人の参考になると思います。
AirPodsのような
左右独立型イヤホンでもなく、
音に包み込まれる
ヘッドホンでもなく、
骨伝導イヤホンが
気になってるんじゃい!
ただ、骨伝導イヤホンって
どう選べばいいのかわからん、とか、
自分に向いてるのか?とか、
どれ選べばいいかわかんないとか、
こんな悩みを持ってたら
ぜひ読んでみてほしいと思います。
自分が骨伝導イヤホンを
買うべきか、買わないべきか
わかると思います。
骨伝導イヤホンってどんなもの?
まずは原理とかその辺を。
といっても、あまり長々書いても仕方ないのであっさりといきます。
骨伝導の原理
骨伝導イヤホンはその名の通り、骨に響かせて聴くイヤホンです。専門的に言うと、
振動を頭蓋骨へ伝えて内耳にある蝸牛を刺激し、脳に音として感知させる
というものです。ちょい難しいですね。
要するに、骨伝導以外のイヤホンはスピーカーから発する空気の振動で音を鼓膜に伝えて聞こえるのに対して、骨伝導イヤホンは空気の代わりに頭蓋骨を音を伝える媒体として利用します。
そんなことできるんかいって感じです。発明した人ほんとすごいですね。
左右一体型が主流
そんな骨伝導イヤホンですが、頭蓋骨に響かせるといった仕組み上、耳付近の頭蓋骨に振動部をピッタリくっつける必要があるので、左右一体型が主流です。
左右独立型もありますが、装着が甘いと聞こえないといったことになりかねないので、左右一体型から選ぶのが良いと思います。
骨伝導イヤホンのメリット
続いて、骨伝導イヤホンを使う上でのメリットとデメリット。
まずはメリット。耳に入れなくて良いメリットって実は結構あるんですよ。
骨伝導イヤホンのメリット
- 周囲の音がしっかり聞こえる
- 耳の中が蒸れない、衛生的
- イヤーピース問題から解放される
- イヤホン自体の紛失リスクが少ない
- イヤホンゴムアレルギーを未然に防げる
メリット①:
周囲の音がしっかり聞こえる
イヤホン界の主流である左右独立型イヤホンのAirPodsや、SONYのWF-1000XM4のようなカナル型(耳の中に突っ込むタイプ)だと、やっぱり周囲の音が聞こえにくい。ヘッドホンタイプも同じ。
その点、骨伝導イヤホンは耳の穴を塞がないのでその心配がないです。
イヤホンしてても、周囲の音を聴きたい時ってあると思います。例えば
- 子供が寝てるときの家事中に音楽を聴きたい。ただ、子供が起きて泣いてることには気づきたい
- 電車で降りる駅を聞き逃したくない
- 外出時の車の音や背後からくる自転車に気づきたい
などなど。こういった場合に有効ですね。
あと、鼓膜を刺激しないので、長時間の使用でも難聴を予防できるっていうのもポイントですね。
メリット②:
耳の中が蒸れない・衛生的
イヤホンで主流のカナル型だと
使用後に毎回お手入れが必要です。
めんどくさくて掃除怠ってると
気づいた時には「汚ねっ!」ってなりがち。
人前で出した時、耳垢がついてると
「うわぁ…」ってなりますよね。
その逆もしかりです。
骨伝導だと、耳に入れないので掃除の手間もほとんど無いし、収納ケースに汚れがつく事もなくて衛生的です。
メリット③:
イヤーピース問題から解放される
- 聴こうと思ってイヤホン取り出したら、「イヤーピースどこいった…?」っていう紛失問題
- イヤーピースが大きすぎ or 小さすぎで、耳に合わないから代わりの買った→また合わない…といった負のループにハマる
こんな経験、一度はないですか?
そのせいで、帰りの電車の中ヒマだなーとか、面倒だけど代わりの買いに行かなきゃとか。
イヤーピースってピンキリだけどいいものを選ぶと2,3千円します。
骨伝導イヤホンはイヤーピースがないのでそんな心配とかリスクってないんですよね。要するにランニングコストがかかりません。これ、結構いいと思いませんか?
メリット④:
イヤホン自体の紛失リスクが少ない
左右独立型のイヤホンだと、片方落としたってのをよく聞きます。
いつの間にか無くしたっていうことのほかに、人にぶつかってとか、ショルダーバッグを下ろす時とかポロッとよくとれちゃうんですよね。そういった紛失リスクって身近に結構あったりします。
でも落とすのが怖いからって、別途補償プログラムに入るとか意味わかんないわーって個人的には思ってます。
最初の方で話した通り、骨伝導イヤホンは左右一体型が主流です。だから、しっかりホールドされてて、落とすっていうリスクで見れば左右独立型より少ないかなと思います。あと、多少場所を取るので、どこいった?っていう紛失リスクも少ないかと。
メリット⑤:
イヤホンゴムアレルギーを未然に防げる
そんなものあるのかい?って思うかもしれないけど、
何を隠そう、僕がそうです。
カナル型イヤホンを使ってたら、突然耳の穴が炎症を起こして、ずーっと耳の中がグズグズの状態。耳に水が常に入ってる状態って思ってもらえるとわかりやすいと思います。
ちなみに昔からじゃなくて急にです。何の前触れもなく。だから、誰の身にも起こることかなと思います。
今はイヤホンのゴムを低アレルギー性のものに変えて使ってるので、発症していませんが、付属品とか使うとまた発症すると思います。
下の記事にまとめてるので、興味あればこんな人もいるよってことで読んでもらえたら嬉しいです。
その点、骨伝導だとアレルギーの心配がないです。耳に入れないので。
あの不安と不快感を体験しなくて済むならイヤホンは骨伝導だけでもいいやーって僕は思ってます。
骨伝導イヤホンのデメリット
続いてデメリットにいきます。
骨伝導イヤホンのデメリット
- 音楽をガッツリ聴くには向いてない
- 大音量にすると音漏れする
- 多少かさばる
デメリット①:音楽をガッツリ聴くには向いてない
音質を気にする人は買わない方がいいです。
AirPodsとかSONY、BOSEなどなど有名なイヤホンを購入するのがベストだと思います。
それに対して、通勤中とか作業中とか、普通に聞ければいいよーって人は全然問題ないです。音質悪いわけじゃないので。
そもそも音質悪いものを市場に出しても売れないですよね。
デメリット②:大音量にすると音漏れする
この辺が骨伝導イヤホンを使う上で一番気になるところだと思います。
骨伝導イヤホンは音漏れする、これは事実。
だけどそれって大音量の場合です。
電車内で自分が十分聞こえる音量で、隣の席に座ってる友人に「何聞いてるか当ててみて?」といってもわからなかったですよ。そもそも聞こえてこないとのことでした。
どのイヤホンでも当たり前ですが、大音量にすると音漏れします。普通に使ってる分には問題ないです。
デメリット③:多少かさばる
骨伝導イヤホンにはネックバンド型(頭の後ろに左右が繋がってる)のが主流なので、左右独立型よりも明らかにかさばります。
大きなバッグに入れるならともかく、バッグの小さいポケットには入らない大きさかも。
ただ、ヘッドホンのように厚みはないので場所は取らないです。
骨伝導イヤホンが向いてる人・向いてない人
というわけで、骨伝導イヤホンが向いてる人、向いてない人をまとめると、
骨伝導イヤホンに向いてる人
- 電車通勤中、家事中、外出中など、周囲の状況を気にしながらの『ながら聴き』がしたい人
- 普通に聞ければいいやーって人
- 紛失リスクやメンテ、ランニングコストをかけたくない人
- しっかりホールドされてる安心感が欲しい人
- 耳にイヤホンを入れたくない人(僕のようなアレルギーの人も含む)
骨伝導イヤホンに向いてない人
- 音質を追求する人
- 没入感・周りの音をシャットアウトしたい人
- あらゆるシーンをひとつのイヤホンで解決したい人
- ネックバンド型が嫌いな人
- 基本大音量で聴く人
こんな感じかなーと思います。
向いてる方に該当するなら『買い』だと思います。きっと気に入りますよ。
向いてない方に該当することが多くても試しに使ってみたいって人は、高いモデルを買うと「こんなもんかー」って感じでガッカリすると思います。本当にもし使いたいなら安いモデルで試してみるといいですよ。
あと、個人的な意見をちょっと書いておくと、音質追求するなら家の音響機器にお金使った方が良くないかな?と思います。
結局よくよく考えてみると、イヤホン使う場面で多いのが、周りに音を出したくないとか、聞かれたくないとか、『ながら聴き』なので。
喧騒の中音質を重視してもあんまり意味ないのかなーって。それならサウンドバーとかオーディオシステムとかそっちにお金使った方が幸せになれると僕は思ってます。
骨伝導イヤホンを買うならコレ!
最後に、骨伝導イヤホンを選ぶならコレ!っていうのを紹介します。
これから紹介するものを選んでおけば
とりあえず間違いないです。
失敗はしないと思います。
紹介するのは、『AfterShokz』というメーカーの骨伝導イヤホン。要するに骨伝導イヤホン界のAirPodsやSONYみたいなものです。
AfterShokzはアメリカの企業で、骨伝導技術に特化したイヤホンメーカーです。2011年に米国で設立、現在は60の国と地域に展開しています。日本ではフォーカルポイント(神奈川県横浜市)が代理店になっています。
シーン別に3つ紹介しますね。
何でもこいや!なハイエンドモデル『AfterShokz AeroPex』
特徴をまとめると...
- 8時間稼働、2時間で満充電
- 通話機能付き
- 防水性能IP67
- Bluetooth5.0
※IP67:防塵は最高ランクの6級(粉塵が中に入らない)で、防水は最高ランクから1つ下の7級(一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない)
僕が使ってる骨伝導イヤホンです。AfterShokzのハイエンドモデルにあたります。
だからおすすめするわけじゃないですけど、失敗したくない!って人にはこれがおすすめです。
聴けるし、喋れるし、これ買っておけば間違いないです。別記事にレビューでまとめてるので、よかったら合わせて読んでみてください。
仕事メインなら長時間稼働できる『AfterShokz OpenComm』
特徴をまとめると...
- 16時間稼働、1時間で満充電
- 通話機能付き
- 専用マイク付き
- 防水性能IP55
- Bluetooth5.0
※IP55:防塵は5級(有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない)で、防水も5級(あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない)
仕事メインで使うならこれが良いです。長時間稼働できて、充電時間も短い。『AeroPex』より防水性能は劣るけど、汗くらいだと別にどうってことありません。夏の外で使っても平気な性能です。
まずはお試し!とか使えればいいやって人には『AfterShokz OpenMove』
特徴をまとめると...
- 6時間稼働、2時間で満充電
- 通話機能付き
- 防水性能IP55
- Bluetooth5.0
とりあえず骨伝導イヤホンが欲しい、性能は別にいらないって人はこれが良いと思います。ハイエンドモデルの『AreoPex』の半額くらいなので。防水性能とか稼働時間は劣るけど、できることは一緒です。
まとめ
骨伝導イヤホンのメリットやデメリット、向き不向きについてと、おすすめの骨伝導イヤホンを紹介しました。
選ぶ際の参考になれば幸いです。
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