この記事では、硬水と軟水の特徴とそれぞれを区別する方法についてお話ししています。
軟水と硬水って
日頃から意識してますか?
軟水と硬水があるのは知ってるけど
イマイチどんなものか、
違いはよくわかってない…
もしそうならこの記事を読んでみてください!
5分くらいあればで読めると思います。
硬水と軟水、この2つには
それぞれ『役割』があるんです。
この記事を読むと
こんなことがわかります。
- 硬水と軟水を区別できる
- 知らない人とは違い、硬水と軟水を理解した上で手に取れる
- 自販機やスーパーで「これって硬水かな?それとも軟水?」とちょっとしたマニア思考が生まれる 笑
軟水と硬水を区別する方法
まずは軟水と硬水を区別する方法から。
僕はこれを知るまで
硬水は海外の水で
軟水は日本の水ってイメージで
どう区別してるのかは知らんわ。
って感じでした。
水にはそれぞれ
『硬度』というものがあって、
その『硬度』の数値によって
硬水か軟水かを区別しています。
水の硬度を計算する式はコレ!
硬度 = (カルシウム量[mg/L] × 2.5) + (マグネシウム量[mg/L × 4]
ということで、この式から
水1Lあたりに含まれる
カルシウムとマグネシウムの量によって
水の硬度は決まります。
水にはカルシウムやマグネシウムを
はじめとしたミネラルと呼ばれる
5大栄養素のうちの1つが
含まれています。
ミネラルについては
こちらの記事を読んでみてください。
話を戻して、
この式で出した水の硬度が
硬水か軟水かを区別する基準について
説明します。
水の硬度から硬水と軟水を区別する基準は
国や機関によってそれぞれ違います。
WHO(世界保健機関)だと、
- 120mg/L以上なら硬水
- 120mg/L未満なら軟水
日本だと、
- 100mg/L以下を軟水
- 101mg/L以上を硬水
硬水をもうちょっと細かく分けると、
- 100~300mg/L程度を中硬水
- 301~1,000mg/Lを硬水
- 1001mg/L以上を超硬水
場合によって違うこともあるので
ざっくりこんな感じだと
捉えてもらえたらと思います。
これで硬水か軟水かを
区別しています。
日本のほとんどは軟水
日本は軟水がほとんどを占めます。
つまり、カルシウムとマグネシウムが
ほとんど含まれてないってことです。
それってなぜかというと、
ひとつ、こういった理由があります。
水の中のカルシウムや
マグネシウムといったミネラルは
雨水や雪が地中にしみこんで
長い年月をかけて
じわじわと地層を通り抜けてきます。
その長い時間の間に
水の中のごみや汚れがろ過されて
代わりに地層内のミネラルが
吸収されていきます。
地層にカルシウムや
マグネシウムの成分が
多く含まれるほど、
そして長く地層に浸透させるほど、
水の硬度は高くなります。
ってことは日本の地層には、
カルシウムやマグネシウムが
あまり含まれていないのか?
これもちょっとあるけど、
もうひとつ、こんな理由もあります。
日本が軟水が多い理由は、
国土に山が多くて起伏が激しいため、
水の流れも速いです。
その為ミネラルを吸収する期間が
どうしても短くなりがち。
更に水道水の場合は
地層が浅いとこから摂って殺菌して
各家庭に届けられるため、
ミネラルの含有量は少ないんです。
対して、ヨーロッパをはじめとした海外だと
石灰岩層の地層と、平坦で広大な土地が多く
時間をかけてミネラルを多く含む地層を
通るので硬水が多いです。
ということで
硬水と軟水って国の地形と地質に
左右されちゃうんですね。
硬水と軟水の特徴について
ここからは硬水と軟水の特徴について
お話ししていきます。
まずざっくりですが、
硬水と軟水の特徴を一言で表現すると、
こんな感じです。
特徴をまとめると...
- 硬水:ミネラル豊富で積極的に体を強化していく水
- 軟水:体へ負担をかけずに体内を循環する水
硬水にはこんな特徴があります。
- 人間が生きていくのに必要な栄養素を豊富に含んでいる
- 新陳代謝のUPや老廃物の排出(デトックス)を促進させる
- ダイエットにも効果があるし、美容や健康にも効果がある
- カルシウムに至っては牛乳や食べ物で補給するより、水のほうが吸収率が良い。
牛乳よりいいとか、すごいですよね。
なんかこう見ると、
硬水すごくいいなと思いました。
でも、硬水には欠点もあるんですよね。
- 排出を促進する反面、摂りすぎると下痢などの胃腸障害を起こすこともある。
- 腎臓に疾患がある場合は、飲みすぎると尿路結石になることもある。
- 他に疲れてるときや起床直後や就寝前は硬水を避けたほうがいい。
なんか聞いたことないですか?
硬水飲むと石できるって。
僕の場合、昔の上司から聞きました。
「石ができたんだよねー、って」
(腎臓悪かったのかな…?)
対して、軟水の特徴はというと、
- カラダへの負担なく、なじみやすい優しい水
- 飲んだ水は負担なく体の中を循環して生命活動に必要な代謝を正常に働かせる手助けをしてくれる
体に良いミネラルでも
ちょっと負担になることもあるから、
摂りすぎは良くなさそう。
カラダ良くしようとして
無理して飲んだら逆効果になりますね。
朝夜は軟水で、
昼間が硬水ってのが良いと思います。
入手しやすい硬水ってあるの?
とりあえず1つだけ入手しやすい硬水を
ご紹介しておきます。
身近な硬水と言えば、エビアンですね。
スーパーではもちろん、
コンビニにも売ってます。
小さいボトルもあるので
持ち運びもしやすい。
対して大きいボトルだと背が高くて、
寝かせないと冷蔵庫のサイドポケットや
引き出しに入らない場合も…笑
硬度約300mg/Lの硬水で入手しやすく
そこまで硬水じゃないので
お腹も下しにくいです。
硬水を始めてみる人におすすめですよ。
ちなみに我が家では
軟水と硬水を織り交ぜながら
飲んでいます。
まとめの下に追記ということで
紹介してるので、
よかったら読んでみてください。
まとめ
軟水と硬水の区別の仕方と特徴を
お話ししてきました。
この記事のお話をまとめると、
- 硬水と軟水を判断するのは、水の『硬度』
- 『硬度』は1Lあたりのカルシウムとマグネシウムの含有量から決まる
- 軟水は体へ負担をかけずに体内を循環する水
- 硬水はミネラル豊富で積極的に体を強くしていく水
- 日本だと軟水は100mg/L未満、硬水はそれ以上
- 日本には軟水が多いから、ミネラルを多く含む硬水を意識して摂っていく必要がある
硬水はヒトの体に不可欠なミネラルを
多く含んでいます。
この記事では多く語っていませんが、
ミネラルによっては日々の食事では
全然とれないものも含まれていて、
よりによってそれが美容や健康に
欠かせない成分だったりします。
なので、硬水をあまり飲んでいなかった人は
この記事をきっかけに
ぜひぜひ硬水を飲んでみてください!
〜追記〜
参考までに
我が家で飲んでる水を紹介します。
キリン アルカリイオンの水
・pH = 8.8〜9.4
・硬度=55〜59mg/L
起床後、就寝前、水筒持ち歩き用。
近くのスーパーじゃ売ってないので、
ネットで買ってます。
サンペレグリノ
・pH = 7.8
・硬度=734mg/L
疲れた時とか、小腹が空いた時とか
水ダイエットに貢献してくれてる頼れるヤツ。
便秘解消にも効果あると思います。
お店に行くよりネットで買った方が
断然安いです。
ウォーターサーバー フレシャス
フレシャスのdewo miniという
コンパクトなサーバーを使ってます。
含有ミネラルを見て決めました。
サーバー自体もおしゃれで満足です。
あと、水容器がビニール袋なので
ボトルと違ってゴミも出なくて
あとコスパもいいですよ。
ウォーターサーバーどれがいいの?と
迷ってたら↓の記事を読んでみてください。
フレシャス含め、紹介しています。
この水が秀逸なのは
様々なミネラルが入ってて
- 便秘解消
- 体の組織の強化
- ダイエット
- 美容促進
などなど、いろんな効果があります。
水だから体に害がないし
サプリや錠剤を多用するより健康的かと。
僕は水ダイエット、妻は美容のために
のむシリカを1日500ml飲んでます。
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